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円卓の騎士について

円卓の騎士が一体何人か、と言う問題については様々な見解がなされています。それぞれ名前の分かる者については名前を列挙し、分からない文献に関しては人数のみを挙げてみました。


ウィンチェスターの円卓

ウィンチェスタ―の円卓には、アーサー王を含めて25人の騎士が列挙されている。
実際に卓として使用していた形跡もある12世紀後半の作。16世紀にヘンリー8世によって塗りなおされている(アーサー王の肖像はヘンリー8世に似せられていると言う)。

上部中央のアーサー王から時計回りに

  • ガラハッド (↓)
  • ランスロット・デュ・ラック
  • ガウェイン
  • パーシヴァル
  • ライオネル
  • トリスタン
  • ガレス
  • ベディヴィア
  • ブリオベレス
  • ラ・コート・マル・タイユ
  • ルーカン
  • パロミデス(右上へ)
  • ラモラック (↓)
  • ボールス・ド・ガニス
  • サファル
  • ペレス
  • ケイ
  • エクター・ド・マリス
  • ダゴネット
  • ディゴア
  • ブルーノ
  • グイングレイン
  • アリノア
  • モードレッド
ウィンチェスターの円卓

マロリーの円卓

マロリーでの円卓の騎士は全部で150人とされている。そのうち、110人の名前が列挙されており(一部重複も見られる)、名前の出てこない40人は聖杯探求中ということである。ただし、この時点で聖杯探求は終了しており、パーシヴァル・ガラハッドはすでに死亡。他にも既に死亡している騎士の名も挙げられている。表記は厨川文夫氏による。(順不同)

  • クラリアンス(ノーサンバランドの王)
  • バラント・ル・アプレス
  • ウリエンス(ゴールの王)
  • アングウィッシュ(アイルランドの王)
  • ネントレス(ガルロットの王)
  • カラドス(スコットランドの王)
  • ガラハッド(貴公子)
  • コンスタンチン
  • チャレインス
  • ウルバウス
  • ランベイル
  • アリスタウス
  • ガウェイン
  • ジンガリン(ガウェインの息子)
  • フローレンス(ガウェインの息子)
  • ロヴェル(ガウェインの息子)
  • アグラヴェイン
  • ガヘリス
  • モルドレッド
  • ガレス
  • ライオネル
  • エクトル・ド・マリス
  • ボールス・ド・ガニス
  • ブラモア・ド・ガニス
  • ブレオベレス・ド・ガニス
  • ガハランチン
  • ガリホディン
  • メナドゥック
  • ヴィリアルス
  • ヘベス
  • サグラムア・ル・デジルース
  • ドディナス・ル・サヴァージュ
  • ディナダン
  • ラ・コート・マル・タイユ
  • ケイ
  • メリオット・ド・ログレス
  • ぺティパス
  • ガレロン
  • メリオン
  • カルドック
  • ウエイン・レ・アヴートレス
  • オザンナ
  • アスタモール
  • グロメール
  • クロセルム
  • セルヴァウス・ル・ブルース
  • アグロヴァル
  • ドゥルノール
  • トール
  • グリフレット
  • ルーカン
  • ベディヴィア
  • ブランディレス
  • クレジス
  • サドック
  • ディナス(コーンウォールの国務長官)
  • フェルグス
  • ドリアント
  • ランベグス
  • クラルス
  • クロドゥルス
  • ヘクティメール
  • エドワード
  • ディナス
  • プリアムス
  • へリン・ル・ブランク(ボールスの息子)
  • ブリアン・ド・リステノイズ
  • ガルテル
  • レイノルド
  • ギルメール
  • グウィヤルト
  • ベランジェ―ル・ル・ビュース
  • ヒーブズ
  • モルガノール
  • コンスタンチン(既出の人物と同人物と見られる)
  • セントレイル
  • スピナビリス
  • ベランジェ―ル・ル・オルグルス
  • ネロヴェウス
  • プレノリウス
  • ダラス
  • ハリー
  • エルミニド
  • セリウス
  • エドワード(オークニーの)
  • イロンシード
  • アロック
  • デグラーネ・サウンス・ヴィラニー
  • エピノグリス
  • ペレアス
  • ラミエル
  • プレイン・ド・フォルス
  • メレアウス・ル・リール
  • ボハルト
  • マドール・ド・ラ・ポルト
  • コルグリヴァンス
  • ヘルヴィス
  • マロック
  • ペルザント
  • ペルティロープ
  • ペリモネス
  • ペリノア
  • アリザンダー・ル・オルフェリン
  • パロミデス
  • ブランディレス
  • グルモア
  • ガラハッド
  • トリストラム
  • ラモラック
  • パーシヴァル
  • ランスロット・デュ・ラック

ラヤモンの円卓

1600人着席可能ということであるが、円卓の騎士が1600人いたかどうかは謎。