伝説の地への旅…憧れの地への旅行記

HOME > 伝説の地への旅 > ウィンチェスター

円卓のある町・ウィンチェスター

マロリーが『キャメロットは今で言うウィンチェスターだ』と明言している町。小さな町の奥にあるグレート・ホールの中には、アーサー王と24名の騎士の名が記された円卓が掲げられている。
ロンドンからのアクセスも比較的良く、気楽に出かけられる。

INTRODUCTION

ロンドン・ヴィクトリア・コーチ駅より、バスに乗って2時間でウィンチェスターへ到着しました。町の入り口ではアーサー王ならぬアルフレッド大王がお出迎え。バスで行くにも電車で行くにも(アーサー王関連の町としては)便利な町です。
本当は、カテドラルなど、他にも見るところはあるのだけれど(むしろそっちの方が有名?)、私は円卓目指してまっしぐら。滞在時間も短かったので(日帰り)…

ウィンチェスターの町・ウェスト=ゲート

ウィンチェスターの町 ウェストゲート

バスでウィンチェスターに到着すると、まずアルフレッド大王の銅像が迎えてくれます。大王が向いている方向を見ると、左の写真のような町が見えます。
ずーっと真っ直ぐ行くと(少し上り坂)、やがて右のウェスト=ゲートが見えてきます。そうすると、左側に円卓のあるグレイトホールの案内があります。(ちなみにこのウェスト=ゲートの写真は裏側?からの写真です。)
ウィンチェスターは小さな町です。でも、ここがキャメロットだとして、この道をアーサーが凱旋してたりするのを想像するとたまらんのです。
※左側の写真の道の途中の左側に、きれいなトイレがあります。どうぞご活用を(笑)!また、1本右の通りはわりと近代的なお店が並んでいます。お茶をするのも便利です。

グレイト=ホール外観・我等が円卓

グレイト=ホール外観 我等が円卓

ウェスト=ゲートをくぐりぬけて(別にくぐらなくても行けますが)、左側の案内にしたがって行くと円卓のあるグレイト=ホール(写真左)が見えてきます。正面の扉からではなく、右側(ちょうど看板があるもうすこし右)にある入り口から入ります。
ちょうど円卓がかけられている側から入城するので、振り向くと円卓(写真右)がどーん!と現れます。この瞬間は、いや、感動モノです。いやあ、生きてて良かった良かった。

グレイト=ホール・グレイト=ホールのステンドグラス(一部)

グレイト=ホール グレイト=ホールのステンドグラス(一部)

実はこのグレイト=ホール、グレイトと呼ばれるだけあってかなりデカイです(そうじゃないだろ)。左の写真はかなり頑張って後ろにさがって撮った写真です。円卓が直径18フィート、下にいる人たちからもホールの大きさが伺えると思います。
右はグレイト=ホールのステンドグラスの一部なんですが、…分かりますでしょうか?1番右上の紋章。青地に13のクラウン。そう、アーサーの紋章なんですよう!残念ながら、他の騎士の紋章は見当たりませんでした。(1つだけランスロットという人の紋章があったのですが、全くの別人のようでした。)ちなみに右手前に少ーしだけ見えるのはヴィクトリア女王の銅像です。

酔狂な私・グリーンマン…

酔狂な私 グリーンマン

左の写真は…グレイト=ホールの土産物屋で購入した円卓なべ敷き(?)を片手に写真を撮る私。奥にあるのが本物の円卓。1時間以上こうやってホールの中でニヤニヤとしていました。しかもお昼ご飯食べて、また舞い戻って来てニヤニヤしてるし。あやしい東洋人です。土産物は…ええ、他にも買いました。売店のおばさんに顔を覚えられるくらい。すごい絵本とか、円卓パズルとか…。
右はグレイト=ホール内に展示されていたゾンb…じゃなくてグリーンマン。他にもスペースが余っているせいか、色々な展示物がありました。グリーンマン、ちょっと怖い…。

裁判所前の円卓

裁判所前の円卓

グレイト=ホールのすぐ近くに裁判所がありました。そしてその裁判所の前にも円卓が…。
しかーし!ちょっと待ったー!!!!ぱっと見たときの違和感。等角に分割されていて、交互にしましまになっています。そうです、この円卓には24席しか無いのです。
でも、きっと作った人もどうしようかって悩んだんだろうなあ…多分。いや、悩んでいて欲しいです(希望)。

■アクセス
・バス(コーチ)
ロンドンのヴィクトリア・コーチ駅(バス・ステーション)より約2時間。ほぼ2時間おきに発車。
S:£10、DR:£11、R:£15
・鉄道
ロンドンのウォータールー駅より約55分。平日・土曜の日中は約15分おきに発車。
日曜は1時間に2本ぐらい。
ウィンチェスター周辺の地図

■関連HP
Winchester City Council
ウィンチェスターのオフィシャルサイト。
City of Winchester
ウィンチェスターのシティガイド。